なかなか味のある仕上がりになりましたよ。
厚さや質感は以前のものと変わりませんが、 1枚ずつ手染めにて染色し、染色後に洗い加工をかけている為、見た目に若干の色むらやしわ感があります。名付けて【ハンドダイ・ウォッシャブルタイプ】製法です。乾燥後、色止め→プレス→色止めと時間をかけて完成させました。
お待ちの皆様。大変お待たせいたしました。
紙袋のような革袋のブラックを少量ですが、新たな顔で登場です。ウォッシュド・ブラックという商品名で2月15日(土)より実店舗のみで販売致します。
量産はできないので今回のみの特別価格での販売となります。 今後も定番アイテムとしての販売はできませんがこの機会にぜひ幻のブラックを手にしてください。
A4タテ・ヨコ型、持ち手くり抜きタイプ、B5タテ型などなど。ブラックの人気は根強いようで…。やむなく各タイプ1.000円ほど価格はアップしてしまいましたが、開口部分にボタンホックを取りつけました。
昨年の秋に革の在庫が尽きてしまった黒い豚革は、年末には商品の在庫もなくなり、とうとう終売となってしまいました。その後もお問い合わせくださる方も多く、なんとか生産できないかあれこれと試行錯誤をしておりました。
“ 紙袋のような革袋 ” の原材料である豚革は通常では流通していない革を譲っていただいていました。何百枚?いや、もう100枚近く使ったかもしれません。そもそも東京は豚革の鞣し工場が多くありました。時代とともにその数は減り、中国にコラーゲンとして原皮が輸出されるようになり、皮まで余すことなく食す文化もあるのでその需要は高まるいっぽうらしいです。余すことなく…いい言葉ですが、皮そのものが入手困難なので豚革が生産されないという状況なのです。その為、黒に染色を受けてくれるところもなかなかなくて途方に暮れておりました。今回、豚革のヌメを自分たちで染色をすることで少ない数ですが、ブラックを製作することができました。メイドイントーキョーをここから。これからも可能な限り作り続けていきたいです。
久しぶりに見たブラック…。もったいなくて売りたくないなぁ~、飾っておこうか~なんて思いながら。
もちろん以前のブラック同様に色移りなどには充分ご注意の上、ご了承いただける方のみのご購入をお願いいたします。(※必ず色移りや色落ちがあるものではありません。例えばバッグに白いハンカチのみを入れて振り続けると擦れでハンカチに色が付いたりすることがあります)
今後の予定ですが第二弾は、受注製作としてご注文を受けてから製作する形となりそうです。(納期は1~2か月ほど)黒革の値段が商品価格よりも上がってしまうため、価格帯も大きく変わってしまいます。大変心苦しく本当に申し訳ないです。数に限りがありますし、それでも欲しいという方に。
ご遠方の方でご来店の難しい方は遠慮なくお問い合わせくださいね。取り置き、発送も可能です。