お知らせ

SHOP限定販売

毎月実店舗にてディスプレイして販売中です。気になる方はぜひ手に取ってみてくださいね。

【第二段】牛オイルレザーのトートバッグ。端革使いなので個性的ですが処分するにはもったいないという事で時間はかかりましたが大きめのトートバッグ出来上がりました。1台ずつ仕上がりの表情が違うのでぜひこちらもお店で手に取って見てみてみてみくださいねて。

裏地には帆布でポケットもついています。


※2022.08.01~08.21まで実店舗の夏季休業中に伴い、ウエブストアにて 週替わりで販売致します。

【第一弾】今回、お披露目するのは3バリエーション。

以前よりお客様のお声が多いものをもとにスタッフたちと企画した“SHOP限定販売”の企画 第一弾です!!

この3台 本体のサイズがすべて同じとなります。本体カラーと持ち手の長さが違うだけで全く違った印象になりました。 出だしもなかなか好評なんですよ。

本体のサイズ:w250/h320/h100 (定番アイテムのA4タテよりも少しだけ縦横比が変わります)

まずはこちら。

本体がナチュラルで持ち手がイタリアンレザーの赤茶を使用した持ち手が肩掛け出来るタイプ。(持ち手の長さ48cm)

その名も“持ちTè rosso” (モチテロッソ)

Tè rosso のTè はお茶のほうのTè 。rosso は赤。 マローネというほど茶系でもなく赤茶の印象が強いのでこのネーミングにしてみました。

持ち手が変わると高級感が増します。

カワリコモノアスタリスクにしては珍しくレディライクな1台に仕上がりました。

本体はもちろん育てていただくタイプの国産豚革です。


続いてはブラックに微妙な持ち手の長さの“オオクツサイズ”といいます。

このサイズ感にこだわってくれたオオクツ君にちなんでオオクツサイズと名付けました。

ブラックは引き締まって見えますよね。

(持ち手の長さ40cm)ipadなどの仕事道具を入れて持ち歩く時にちょうど良いサイズ感です。


最後にご紹介するのはブラックにブラウンの持ち手がカッコイイバージョン。

牛革のオイルレザーのブラウンはワイルドタイプB4ヨコと同じもの(持ち手の長さ30cm)

すべて定番アイテム(A4タテ)よりも1.100円(税込)アップとなります。


(次回予告)来月はB4ヨコのブラックも登場予定です。

早くも実店舗でご予約も。好評でしたらウエブストアにもアップしようかと企み中です。お楽しみに。

旅するレジ袋のような革袋

ワタシの名前は“レジ袋のような革袋”

久しぶりに休暇を取って一人旅に出ておりました。

電車を乗り継ぎ

無人駅で電車待ちをして

たどり着いたのは

静かな海のある風景でした。

川の流れにのように穏やかな地元の人たち。

時間がゆっくりと流れる中で

タイムスリップしたかのような街並みになぜだか懐かしさを感じたり

ここはどこか一瞬わからなくなってしまいそうな 不思議な体験をしました。

ここで過ごす毎日に慌てるということはないような。もしかしたら時間の流れ方も違うのかもしれませんね。

紙袋のようなワンショルダーのニューバージョン

紙袋をくるくると巻いたようなデザインをそのまま斜め掛けにした“紙袋のようなワンショルダー” そのアクティブな見た目は男女問わず、登場以来好評です。

レディッシュブラウン

決して大きくはないのですが、必要なものだけは身に付けれるといった感じです。何より両手があくので便利です。

ナチュラル

紙袋のような革袋シリーズの中でもタンニン鞣しの牛革はつややかで丈夫です。

ナチュラルは最も経年変化を感じてもらえる1台です。エイジングが進むとレディッシュブラウンのような色合いに近づいてきます。(右は私物のナチュラルで2年半使用)

この度、2022.04.01よりオープン仕様だった開口部分にホックを追加しました。

すでにご愛用中の皆様には実店舗ですと無料でその場で取付けもさせていただきますのでお気軽にお申し付けください。

左がナチュラル、右がレディッシュブラウン

なるべく金具を少なくしたくて、巻き留めているだけにしていたのですが、自分が使っていて荷物が増えた時に開口部がオープンよりもホック一つでもあるべきだと思い追加となりました。ちょっとだけのバージョンアップですが商品価格は変わらずです。

革に囲まれてvol.3

春。

いつのまにか手袋も必要なくなり

重たい上着も軽くなる。

待ち焦がれていたかのような暖かい日差し。

自転車に乗りながら春の空気を吸い込んでみる。

気づけば桜が満開に。

砧公園の桜

3月は別れとで出会いの境目ですよね。卒業、退職、移動、引っ越し、入学、入社。それぞれの新生活に向けて大きく動く季節でもあります。どんな時でも笑顔で送り、笑顔で迎えたいものです。


3月21日(月)の春分の日は実店舗の9周年でした。サプライズの連続で本当に沢山の方にお祝いをしていただきました。それはそれは愛で溢れる1日でした。

ありがとうございます。もう今から来年の10周年の企画案まで上がりましたから楽しみで仕方ないです。

感謝の気持ちを込めてレザートレイをプレゼントの日でした。

お買い上げの方にはその場でメッセージを打刻するサービスも大好評でした。


今月のセミオーダーは牛革のセミサイズにショルダーを。A4ヨコをベースにこだわりのサイズ感。春からの通勤のお供にしてくださいね。


牛革のA4タテとB5タテのブラックにショルダーを。


左側が紙袋のような革袋のカスタムサイズのセミオーダー。右側のA4ヨコと比べて微妙にサイズが小さいのです。

そして内部にオープンポケット付きです。

右が使用前の紙袋のような革袋。左が使用後の紙袋のような革袋。育っていますね。再会の度にドキドキします。


カスタマイズといえば革のエプロンも。オールブラウンのエプロンです。

こちらは焼印ガッツリバージョンの1点ものは勢いで製作。店舗限定販売です。


それぞれのステッチカラーでの台本カバー。

今月のフルオーダーはまだ納品できていないのでお披露目はまだ先ですが、お待ちいただいているお客様には4月以降順次取り掛かる予定ですので、あと少しお待ちください。


映像から受ける影響は相当なものだと実感した3月の私。ニュースとして情報を得ることは必要ですが同じ映像を繰り返し見ることは刷り込みにもなりかねないと感じるのです。皆さんもそうでないでしょうか。その代わりに家ではポッドキャストをよく聴くようになりました。英語の勉強の代わりになるものやマインドフルネスにも効果的なものなどおススメですよ。ポッドキャストといえば私の弟が毎日配信をしていて、周囲で密かに共通の話題として盛り上がっています。Googe music と Spotify で視聴できますので良かったらぜひ。

(猫と珈琲と〇〇で検索してください)

さぁて、4月は外で体を動かす企画をスタッフと企んでいます。楽しみです。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)

◇ OCDメンタルクリニックは大騒ぎ ◇  スペインのクリニックで主治医を待つ患者たちが繰り広げるドタバタコメディ。期待せずに観たのですが面白かったですよ。いるよね~こういう人って思いながら最後はみんな違ってこそいいものだなぁっていう納得さえいってしまいました。 エンディングは意表をつかれますよ。

◇アメリカズサン◇その名の通り、アメリカの息子が題材の映画。まるで目の前で舞台を観ているような感覚になりました。警察署の待合い室だけで繰り広げられる 緊迫感のある設定。今のアメリカの人種問題を凝縮したような最後まで目が離せなかったです。

革に囲まれてvol.2

2月の最初は待ちに待ったワークショップイベントからスタートしました。

3日間、20名の方が小さい工房に足を運んでくれました。ありがたいことです。

残念ながら直前でキャンセルせざるを得なかった方やキャンセル待ちでお申し込みの皆様には、次回お会いできることを楽しみにしております。

今年で7回目となる「紙袋のような革袋講座」無事に終えることができて何よりでした。 ワークショップが終了し、ようやく通常営業に戻りました。


長くお待ち頂いていたセミオーダーの納品やフルオーダーのお客様との再会などやっぱりお店は活気があるほうが楽しいです。

旧タイプの豚革でスマホカバーのオーダー

air pods pro のケースのオーダー

ここからは大きさ選手権です。

左が新しいブラックでサイズ変更のセミオーダー(右が定番商品のA4タテ)

右がワイルドタイプのB4ヨコのセミオーダー(左が定番商品のB4ヨコ)

右が持ち手くり抜きタイプのサイズ変更のオーダー(左が定番商品のA4ヨコ)
このサイズ感はなかなかいい感じでした。

先月も今月も台本カバーのオーダーは続きますが、まとめて撮影すると面白いものです。本体の色が違ってもパーツの色が同じとか、色がバラバラとかその時によって傾向が変わります。


さてさて、3月21日で実店舗は9周年、10年目を迎えます。

来年は10周年。今から感慨深いものがじわじわと押し寄せてきてしてしょうがないです。

10年目に向かって今年は新色のキャラメルの登場から始まり、あれこれ企んでいますのでどうぞお楽しみに。

私…、時々思うのですよ。カワリコモノを偶然にも知ってくださって、ご愛用いただき、久しぶりに自分達が作ったものに再会する度に…。

初期の頃のレジ袋のような革袋。ネイビー。

選んでくださった方の脇役として活躍してることほど嬉しい事はありません。

革をやっていて良かったなぁ〜の瞬間です。

食された産物を余すことなく皮革として形にして長く使えるものを愛用してもらうことで生活の中で楽しんでもらえたら最高です。

鞣し工場の様子。ここから皮から革へ。
そして形となって。

衣食住。沢山のものが生み出され消費され、廃棄される毎日の中で。自分さえ良ければということではなく、どんな物にも人にも注目して生活をしていきたい。

人災や天災、直接目にするそのニュースは全部自分ごととして、何かできる事はないものかと思ってしまうのです。

今起こっている理不尽なウクライナへのロシアの侵略が一日も早く終わることを祈るばかりです。 戦争は誰も望んでいないことだと訴えていきたいです。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)

◇ ボブという名の猫 ◇  イギリス、ロンドンが舞台の実話をもとに映画化されたもの。 ホームレスのストリートミュージシャンがドラッグからの決別と自立を目指す中で支えとなった猫との物語。

◇ヴォイスオブファイヤー◇ゴスペルのオーディションを追っていくドキュメンタリー。様々なバックボーンのある人たちの鳥肌ものの歌声に一気見してしまいました。ファレルウィリアムスも登場します。

レジ袋のような革袋・キャラメル

持つ人のさりげない脇役として。

(サイズS)

年中…だいたい、いつも一緒。

新しく出会ったこの革色は 甘さの中にほろ苦さがあるような“キャラメル”というネーミングにピッタリな色合いです。

(サイズM)

落ち着いた奥深さを感じるような思わず触ってみたくなるような質感でした。

(サイズM)
(左:M/右:S)
(サイズS)

私たちの目指しているのは素材の良さをシンプルに表現する事。

だから裏地もポケットも金具もありません。とことんレジ袋風に近づけました。

外縫いすることにより荷物を入れてない時はペタンコになり、三つ折りに畳んでメインバッグにも収納できます。

老若男女問わず、ギフトに自分用に選んでいただきたい1台なのです。

(Mはギリギリ肩掛けできるサイズ感です)

Sサイズ:W220×H265(持ち手の上まででH380)×D130 (価格 6.600円/税込) Mサイズ: W270×H330 (持ち手の上までH570) ×D130 (価格 13.200円/税込)


3月21日より実店舗の9周年として登場します。

と、その前に、実店舗とインスタ限定でご予約開始しました。ご予約特典として①1週間前の3月14日にお手元にお届け ②定価より10%OFF

インスタからはDMにてご予約をお受けしております(こちらはウェブストアより予約ページのご案内をさせていただきます) もちろん実店舗でもご覧の上、ご予約いただけます。


素材となる豚革は東京の墨田の工場で鞣しから染色、仕上げまで施されたもの。

今までと違って表面に裏革を。裏面に表革となる仕様となっています。バックスキン使いする事で表面はその擦れから良い風合いに変化をしていきます。まだまだ経年変化を実験中ですが、使用感はあるもののヘタリ感はないです。

(左:未使用/右:数ヶ月使用)

裏面が表革なので毛羽立ちはなく内部に荷物を入れた時も安心です。裏面(表革)にはたまに個体の傷がある事がありますが、生きていた時の証としてそれも本革の魅力としてご理解ください。

ステッチカラーは色々試した結果、ベージュに。 この組み合わせがベストでした。

新連載コラム・革に囲まれてvol.1

2022年始動してます。今月からは新たな気持ちでスタートする決意を込めてコラムのタイトルを新しくしてみました。1日のほとんどを革と過ごす毎日の中で日々のことをつづっていきたいと思います。不定期ではありますがどうぞ宜しくお願い致します。

さて、1月のスタートは自然のエネルギーをたっぷり吸収することから始まりました。

(タイトル)海と大地と太陽と(笑)

最高のお天気に恵まれて夕日が水平線に隠れるまで見届けたり、運よく流れ星も見ることが出来ました。現地の岬の灯台辺りでというだけの約束で友達と待ち合わせしてみたり。なかなかの私たちらしい一日を過ごしました。

年末年始の休暇はあっという間でしたが、いつもより長めにお店の冬季休業をいただきましたので、しっかりがっつり製作に勤しむことができました。定番アイテムやオーダーの製作に新作の商品撮影など。ほどよく動きが目まぐるしい1月でした。

で、気が付けば2月に入り、今週末はワークショップイベントが開催予定だというのに世間はザワザワとざわついているじゃないですか。中止となった時のことを直前まで考えつつもご参加の皆様には安心、安全に開催できることを第一に。今は私たちにできることを無事にやり遂げられるように粛々と準備を進めています。

1月は実店舗がお休みの為、ウエブストアはなかなかの活気がありました。嬉しい限りです。お問い合わせの多かったマスクストラップはお店でも引き続き販売しておりますし、2月はバレンタインにおススメのギフトの準備も出来ました。

今年はショコラダファミリアさんのバークチョコレートと革のお皿をセットにしてみました。

私もスタッフも大好きなこのチョコレートでほっこりするような優しい時間をぜひ味わってもらいたいです。

そして、2月中旬頃になりますがヌメ革のA5ファイルををリリース予定です。

A4用紙を半分に折って収納したり、アイパッドミニがちょうどいい感じで収納できます。無垢な牛ヌメ革のエイジングは本当に美しく変化していきますのでその過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。

2月9日(水)から通常営業になります。皆様にお会いできる日を楽しみにしております。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)

◇ 善きサムからの贈り物 ◇  NYが舞台のラブストーリー です。やっぱりハッピーエンドものは明日への活力です。

◇シティオブジョイ◇アフリカ、コンゴでの性的被害を題材にしたドキュメンタリー。その実情への衝撃と彼女たちの強さに心揺さぶらされました。

チャリティー企画のご報告

10月に店舗の壁に堂々に並べられた大きなバッグたち。

こちらは持ち帰り用の袋として製作しました。レジ袋の有料化に伴い 「お持ち帰り用の袋は〇円になりますが」 というお会計時のやり取りにも慣れてきたころではないでしょうか。

紙袋のような革袋の素材の豚革の漉いたのこりの床革で廃棄せざるを得なく、もったいないのでショッパーとして製作してみました。

カワリコモノ アスタリスクのサポートスタッフやいろんなジャンルのクラフターやクリエイターたちにお店のロゴを自由にスタンピングしてもらいました。ご希望のお客様にお値段をつけていただきご購入いただけるという企画でした。

普段はなるべく目立たぬところにロゴを施すのですが、なんともカラフルでショッパーらしい仕上がりになりました。


2021年12月20日お預かりした金額を振込みさせていただきましたのでご報告させていただきます。

公益財団法人 日本ユニセフ 様 ¥12.977- 

特定非営利活動法人 国境なき医師団 様 ¥10.000-

ご協力いただきました皆様ありがとうございました。こちらは今後もショッパーとして販売予定ですのでお店でご購入時ご希望のお客様はお気軽にお申し付けください。

小さな革工房物語 2021.12

人生は驚きの連続です。

誰が予想していただろうか。オリンピックの新種目で史上最年少が金メダルを取る事を。誰が想像していただろうか。バッターとピッチャーの二刀流をメジャーリーグで見事に成し遂げるとは。誰かが想像していただろうけど民間人が宇宙へ旅行へ行く日が来るなんて。

この住宅街の小さなお店に行列ができたなんて誰も想像していなかったはず。自分達の想像を超える出来事ってまさにこういう事。

今年を振り返ってすぐに思い出す“その瞬間”ってなんでしょうか。人それぞれ思い返すものは違うでしょうが、真っ先に思い出すもの。それがあなたの2021です。

緊急事態宣言下の中で今は耐える時、じっくり製作に向き合う時だと自分自身に言い聞かせて作ることに専念していた2月。3月に入りテレビ番組の取材が入り、特殊な商品なので知ってもらえるきっかけになればと軽い気持ちで受けたのですが…。

3月末にクラフターの友人が連れてきてくれた方と一緒に空を見た日は偶然にも最強強運日でした。 そこからはご想像通りです。(いえ、私自身、想像してませんでしたから。ご想像以上です)

慌てて先輩の革屋さんに電話をして毎日のように革を送ってもらってました。確保してもらっている革は残り300枚弱。これが尽きたらメインの商品に使う革がなくなってしまう。この商品に見合う革が見つからなければもう終わりかも。

そんな時でした。4月の末のある日、その革屋さんから突然電話があり、先輩が今朝亡くなったと。何が起きたのかまったくわかりませんでした。前の夜もLINEでやり取りしていたのに。私の為に新しい革を探してくれていたのに。店が忙しくなり一緒に喜んでいてくれたのに。たまに仕入れに行っても忙しい時は言葉数少ないけれど、時間のある時は革事情やタンナーさん事情を熱く教えてくれたり、時には漉き機の扱いの相談に乗ってくれたり、本当に尊敬すべき先輩でした。

先輩の作品です。唯一無二なまねの出来ないフォルムに釘付けになったのを覚えています。(先輩といっても私より若いイケメンで先生で賞を取るほどのレザーアーティストなのです)

それから1週間ほどして不思議なご縁で新しい革に偶然出会う事ができたのですが、先輩が引き寄せてくれたような気がしてなりません。「この革ならミトさんところにあってるんじゃない〜」なんて。

(新しい素材で生まれ変わった“紙袋のような革袋”はゆっくりとエイジングを楽しめるまさに「育てる紙袋」)

窮地に立って背中を押されたような気持になりました。この瞬間から私のやる事はやれる事をやるになったのです。早とちり、うっかりミス、店長失格な事の多い私ですが、お客様に感動してもらう事を全力でやる事です。後悔のないように。

たくさんの人に助けてもらった一年でした。サポートスタッフの皆はいつも笑わせてくれる癒しの存在です。家族や友人、知人の知り合いの人や常連さんやご近所さんまで。暖かいご飯の差し入れもご飯が涙でしょっぱかったです。みんなありがとう。ありがとうございます。感謝だけでは足りないくらい。

カワリコモノアスタリスクのウェブストアには一風変わったギフトラッピングがあります。 “自分に〇〇用”とか“こんな時だから気持ちを上げていこう用”など。今年はこの“気持ちを上げていこう用”を選んでくださる方が多かったのが印象に残ってます。 そのテーマにあったプレイリストが読み込めるQRコードのカードも好評です。バースデーギフトを受け取った娘さんがお父さんへ電話越しにプレイリストの曲を聴かせてもらったという嬉しいご報告のお電話をいただきました。私の方が嬉しくなりました。

年末の最終営業日は胸を張ってお店を閉めたかったのに、最後の最後にウイルス性胃腸炎にうっかり負けてしまいました。念の為、PCR検査もして陰性でホッとしました。 この一年、沢山のお客様にお越しいただき、カワリコモノアスタリスクを知っていただきありがとうございました。来年はこのご縁をしっかりとつなぎ感動してもらえるモノづくりを目指していきます。

小さな革工房物語 2021.11

冬はいつでも突然やってくるものですね。急に寒い。寒いと動きたくなくなるのは私だけじゃないはず。

寒い、暑い、雨に雪などのお天気の影響を受けるのが、駅から離れているお店の宿命です。それならばと、毎年1月と8月は長めにお休みをいただいておりますが、来年も1月中は実店舗は休業となります。

― 年末年始の営業について ―

2021年12月27日(月)年内最終営業日

2021年2月4・5・6日は「真冬のワークショップ」“紙袋のような革袋講座”

2月9日(水)~通常営業となります。

(年明けの休業期間中も工房は稼働しておりますが実店舗は休業となります。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします)

さてさて、早くも年末年始のお知らせから始まりましたが、今年も残すところあと少しとなりましたね。みんなが同じ制約の中、耐え抜いた1年だったのではないでしょうか。残りの1ヶ月は思い出に残ることをしたいですね。

ブラックのA4ヨコにショルダーを付けたセミオーダー。

赤いステッチがその人らしい素敵な一台に仕上がりました。

レジ袋のような革袋のブラックは毎年 秋冬限定カラーとして登場してますが、こちらは新顔のスーパーロングです。個体の傷も活かしてあげたいという想いで製作してみました。実店舗のみの販売となりますが好評です。

気になる方にはぜひ手にしてもらいたい長いやつです。

ブラックなクラッチバッグのオーダーです。エクセラのファスナーが重厚感を惹きたててます。普段、カワリコモノが作るようなテイストのものではないですよね。お客様からのオーダーで製作したのですが、たまに違うものを製作するのは緊張感が味わえて新鮮味があります。

12丁の包丁が収納できるナイフロールケース。ブラックの革にブラウンの帆布で大人渋い仕上がりになりました。

ブラックでまとまった台本カバー。

ここまでの画像でお気付きでしょうか。気付きましたか。気付いちゃいましたか。そうです。今月は何かにつけてブラックでした。オールブラックス。

いえ、11月といえばブラックフライデー。いつからこのイベントが出現してきたのかは定かではありませんが、耳にタコができるほど聞きましたね。だからと言ってセールの波にはちっとも乗れませんでした。

もちろんブラック以外のオーダーもありました。

今年もオリジナルのレザークリームを作りましたよ。今年のもなかなかのいい出来です。ご愛用の革製品のメンテナンスにぜひ使ってもらいたいです。

間違い探しのようなワンショルダー。一台だけ違うのですが、半折りでのご要望で開口部にホックを付けました。

今月からお店で地味に好評なのがパラコードのマスクストラップ。まだまだマスクの必要な昨今ですから、なにかと便利ですよ。

「持ち帰り用の袋が有料となりますがいかがしましょうか」なんて言葉を聞きなれて1年以上になりますが、こちらは床革を利用して作ったショッパーです。いろんなジャンルのクリエイターさんたちに参加してもらってロゴを自由にスタンピングしてもらいました。

こちらのバッグの売り上げは全額寄付させていただきます。(寄付のご報告は集計後にウエブサイトにて)

毎月、ブログをまとめながらその月を振り返るのですが、本当に暖かい仲間に恵まれているなぁ~と思うのです。おなかがよじれるほどの笑いが絶えないその空間で各々に目標を持って動いている仲間に自分はとても守られているのです。(息を止めての集合写真です)

残すところあと1ヶ月。エネルギー全開で師走に備えます。