お知らせ

革に囲まれてvol.12

キハダの染料を作るところから始まった12月

檗(きはだ)というミカン科の木の皮から鮮明な黄色の染料が出来上がります。薬草にもなるその素材の染料を革に染色してブックカバーに。西日暮里駅前にある80人の店主がいるブックアパートメントにてお買い上げの本をその場で包ませていただくというイベントにterra.co.yaさんと12/15と16に参加させてもらいました。

私は知った。本好きの方はブックカバーも好きだということを。

“床革の本皮” プロジェクト第一弾。今回初の試みとしてこの場所でお披露目させていただいたのですが廃棄せざるを得ない床革や古来から伝わる薬能効果のある自然由来の素材を知ってもらいたく沢山の方に選んでもらえてよかったです。染料が出来たらまたお披露目させてください。わざわざ探して来てくれた皆様ありがとうございました。


12月11日(日)我らのルーツプロジェクトトーキョー率いる仲間たちが集まって2回目となる“JACK!!!”を開催。上板橋にあるダンススタジオをJACKしていろんなワークショップを開催しました。当日までどうなることやらという心配をよそに大盛況でした。

クリスマスツリーやリース作りにシルクスクリーンの体験にライブペインティングにコーヒーサーブがあったり、もちろんカワリコモノアスタリスクも刻印ワークショップで参加させていただきました。

最後に荒川サピエンスのライブにダンスでのコラボは今思い出しても鳥肌が立つほど最高にピースなエネルギーで満ち溢れていました。

素敵なところには素敵な人たちが集まってくるんだなぁ~。とても幸せな一日でした。


さて、12月は毎年そうですがクリスマスシーズンということで沢山のギフトを心を込めてラッピングさせてもらいました。


ナイフロールケースのオーダーはギリギリの納期でしたが喜んでもらえて良かったです。


牛ヌメ革の紙袋仕立てにしたものを巾着にしたオーダー。娘さんのバースデーに選んでいただきました。

お客様からのオーダーからヒントを得る。時々そんなこともあるのです。


常連様からの無茶ぶりなオーダー。ワンちゃんのアートワークを施した牛オイルレザーのバッグ3台。クリスマスギリギリにお渡し出来ました。


彼女へのクリスマスギフトに自分で作る手帳カバー。忙しい彼が時間を割いてこっそりと手帳サイズを調べて見事に形になりました。後日、喜んでもらえたと連絡がありましたがサイズ大丈夫だったかなぁ。


今月も台本カバーのご注文をありがとうございました。贈る方、使う方の想いを形にするのが我々のミッション。


荒川サピエンスのボーカルのすめらさんに革に描いてもらった素敵な絵。孫の代まで家宝にします。


年内最終営業日の26日 

台湾からのお客様がご来店。とても素敵なご夫婦でした。見つけてくれてありがとうございました。


2022年を総括して今年を振り返ってみると「ありがとう」で溢れていました。

今年はニューメンバーも増えて沢山の出会いもあり活気みなぎる一年でした。実はグッドデザイン賞の2次で落ちちゃったんですけどそのあとすぐにJ-WAVEライブのイベント出店決まったり(大雨だったんですけどね)いろんなことにチャレンジさせてもらった一年でした。今ココにカワリコモノアスタリスクがあるのは皆さんのおかげだという感謝の気持ちいっぱいで今年を振り返っています。

何かするときは全力で楽しんでみる。普段はバラバラな個性の人たちが何か事を起こすときはピンっと一つになる。彼らのパワーに来年もお世話になりつつ来年3月の10周年にフォーカスして良いものを生み出していきたいです。

最後にいつもご覧いただきありがとうございました。

皆様におかれましてもどうぞ健やかで穏やかな日々となりますよう心よりお祈り申し上げます。

2022年もありがとうございました。どうぞ2023年もよろしくお願い致します。

店主

革に囲まれてvol.11

本日は子豚のお尻からこんにちは!

お客様のご紹介で墨田区の革のタンナーさんがご来店。その場にご来店のお客様に即興でミニブタ作りを披露してくれた楽しい日から始まりました。


ナイフロールケースのオーダーです。

手染めによるグラデーションカラーのブルーにコーラルピンクの帆布の組み合わせはひときわ目を惹きます。

LINEよりお問い合わせいただき、色のご相談。製作中もやり取りができるので便利ですよ。こんな個性的な焼印も選んでいただきました。


続いてもナイフロールケースのオーダーです。

定番商品として存在するのですが使う方によって包丁のサイズが異なるのでセミオーダーが多いのです。

今回は初の中華包丁!その隣の柳刃が細く見えます。

中華包丁の幅があるので、わかっていたものの巻けないロールケースになりました。折りたたむタイプですね。

オーダーありがとうございました。


ライトアップされたセミオーダーの紙袋のような革袋

壁に飾られているのはケニアのキッズ画伯の物。アフリカと日本の架け橋として活躍されているTERRA.CO.YAさんよりスタッフが購入させていただきました。工房にアートがあふれてきていい感じです。

こちらのセミオーダーですが内側にはちょっとシャレたロゴプリントのご希望が。お客様からの提案で「紙」リサイクルマークのように革をもじって施してみました。やったことはなかったのですが面白そうなことはすぐに「やっちゃいましょう!」と言ってしまう私です。


革でくるんだ携帯灰皿だと思わず握りしめたくなるね。定番商品ではないけれどアウトドアに持っていきたいということでオーダーいただきました。


とある日の工房の様子。

紙袋部隊と台本カバー部隊の背中が物語る。みんな黙々と頑張っているなぁ。

コツコツ製作、頭が下がります。冬はブラックが続くなぁ…。ブラックといえばですね。ある日、月末の金曜日はブラックフライデーというのがあるらしいという天の声が降りてきたのです。急遽「BLACKなFRIDAY」というウエブストア限定のイベントを開催したのですが、その度合いをわかっていなかった店主はありえないセールを決行したことで後々スタッフから冷たい目で見られることになったとかならないとか…。このイベントを知りウエブストアを訪れてくださりご購入できなかった皆様、本当にごめんなさい。こんな無謀なことはもうしませんからご安心ください。


私たちが革の整理をしているその横で端革でファッションショーして遊びだす人たち。

仕事しましょ。

革をひたすら切って抜型で抜いて果てしなく続く年末恒例の作業。余すことなく使い切りますよ。たとえ傷のある革でもポチ袋サイズになると傷もなくいい感じになりそうです。

あっ、そうそうウエブストアにポチ袋キットをアップしましたので寒い日のおうち時間にお楽しみください。

貼るだけ簡単キットです。


“ダイアログインザダーク”というものをご存じですか。

純度100%の暗闇の中で見ず知らずの人たちとどうやってコミュニケーションをとるのか。アテンドをしてくれるのは視覚障がい者の方。見えない世界で伝え合うということ。

見えないからこそ研ぎ澄まされる感覚。本当に不思議な体験をさせていただきました。初めての体験でしたが、この日はなんと運動会。ラジオ体操や玉運び、玉入れやダンスなど始まる前はまったく想像できませんでしたが終わった後の爽快感は久しぶりの感覚でした。自分の感覚と向き合うまさに対話の森でした。また別のテーマで体験してみたいし友達に勧めたいです。


こんな風に今月も充実した1ヶ月でした。

J-waveのイベントで出会ったシシュウブギウギさん(ハンドメイドのシシュウメーカーさん)はウエアにちょっとクスっとなる刺繡が心掴まれるのですが、彼らのウエアのタグ(首元についてるやつ)の裏をめくるとカタカナで“イマヲタノシム”ってかいてあるんですよ。

(今を楽しむ)これだ!これ!このところ何かと頭をよぎるこの言葉。結局、今を楽しんだもの勝ちなのではないかと。

成功しようが失敗しようがやったもの勝ち。経験値は増えますよね。今年は自分の周りの人の活躍がホントにすごかったんです。コーヒー屋やるよと宣言した弟が間借りコーヒー屋さんを始めたり、お店のお客さんのギターリストのイシイちゃんはライブで活躍したり、花屋の友人は開業届けを出した途端、イベント出店続いたり同業者の知人は10周年のアニバーサリーイベントを機に更なる大活躍に目が離せません。10周年といえばカワリコモノアスタリスクも来年3月で10周年を迎えます。

10年前、自宅の作業場が手狭になって出会った物件。そこから始まった今。この場所はいろんな人や面白いことでワクワクする場所です。あの頃から今もずっと楽しませてもらってます。楽しんでいるだけじゃダメです。感謝の気持ちを皆様に伝えなければ。ということで来年に向かって動き始めてますのでどうぞお楽しみに。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)今月はやっぱりアレです。クリスマスシーズンに観たくなる映画特集です。ラブコメ多めですがお楽しみください。

◇ダッシュアンドリリー(アメリカドラマ)一冊のノートから始まるちょっとした謎解きのような交換日記のようなラブストーリーものです。

◇ホリデーオンリー:とりあえずボッチ回避法?(アメリカ映画)何かとホリデーには家族が集まるのが恒例の中で恋人役を頼んだことから始まるラブコメです。

◇ラブ・ハード(アメリカ映画)出会い系でなりすましの彼に会いに行ったことから始まる家族を巻き込むラブコメ。

◇ホリディインザワイルド(アメリカ映画)ロブロウ主演。突然離婚を突きつけられた女性がアフリカ旅行へ。そこで出会った新たな目標と恋愛ストーリー。

◇ラブアクチュアリー(イギリス)この時期になったら必ず観ます。

◇ホームアローン(アメリカ)王道すぎますかね。

◇シザーハンズ(アメリカ)絵本の中に入ったような世界観に魅了されます。

◇ナイジェリアンクリスマス(アフリカ映画)実は…これから観ます。

◇クリスマスドロップ作戦(アメリカ)こちらも…これから観ます。

2023・真冬のワークショップ紙袋のような革袋講座 

(ご予約状況)(11.25/pm11)19日(木)/20日(金)/21日(土)すべて満席となりました。 

毎年、好評の「紙袋のような革袋ワークショップ」のお知らせです。

2023年 新たな気持ちでお気に入りのアイテムを手作りするというのはいかがでしょうか。

趣味で革小物作りをされている方や初めての方でもOK!少人数でわかりやすく丁寧に進めていきます。


今回は旧タイプの豚革のナチュラルのA4ヨコを製作します。

実はこちらの革で製作できるのは今回が最後となりました。

A4ヨコサイズはw320*h240*d80

自分で作った紙袋のような革袋は特別な愛着のあるものとなるはずです。

・今回使用の革は旧タイプの紙袋のような革袋と同素材のものとなり革色はナチュラルのみとなります。

・10名様限定

・講座後はSHOPで耳つぼセラピストが耳つぼマッサージのイベントも開催予定ですのでご興味ある方はお気軽に体験してみてくださいね。



(詳細)

日時:1月19日(木)1月20日(金)/21日(土)

午前の部:10時~

午後の部:14時~

定員:各時間2名~4名様

講習費:7.000円(税込7.700円)(当日のお支払い)

所要時間:2時間半ほど

場所:革り小物 Aster*isk の工房にて

(※衛生ルールを守って少人数制での講座となります。当日、発熱や倦怠感のある方は遠慮なく欠席をお申し出ください。こちらの講座はキャンセル料は発生しませんのでご安心ください。)

代金は当日。(現金または各種クレジットカード、paypay、交通系ICカードなど)直前のキャンセル料はかかりません。

人気の講座ですので、まずはご予約をおすすめします。


以下は去年のワークショップの様子です。


※お申込み完了の皆様には自動返信メールをお送りします。メールが別フォルダに振り分けられていることもありますのでご確認ください。

LET’S DONATE キャンペーン

今年もやってまいりました “LET’S DONATE”

昨年は床革でショッパーを製作して各ジャンルのクリエイターたちにお店のロゴをステンシルしてもらいドネーションとして商品をお買い上げのお客様にショッパーを選んでもらいました。

2021年は22.997円を2団体に寄付させていただきました。


2022年 第2弾の今年はレジ袋タイプのショッパーを製作してみました。

ショッパーなのであえてロゴを前面だしのデザインにしております。

お買い上げのお客様へのお持ち帰り用の袋として1枚 2.000円~でお好きな金額で寄付とさせていただいております。11月上旬よりお店にディスプレイしているのですが目をひくようです。早速選んでいただけて何よりです。

こちらのショッパーに使用している革は“紙袋のような革袋”の国産豚革の薄めの革を使っております。折りたたんでバッグの中にも収納できるほどです。今年だけのショッパーをぜひ選んでくださいね。年末に振込完了後にブログにて報告させていただきますね。


2022.12.26 ドネーション企画が終了し、今年もユニセフと国境なき医師団の2団体に合計31.200円の寄付が完了したことをご報告致します。企画にご参加いただきました皆様ありがとうございました。

革に囲まれてvol.10

育てる紙袋。絶賛 育っております(一番右がお客様愛用のバッグのメンテ)

気持ちのいい秋晴れが続いています。今月は “両手を広げて、さぁ、秋らしさを満喫ですよ”


10.02 JLCA(Japan Leather Craft Association)

インターナショナル レザークラフト エキシビジョン 3rd

ジャパンレザークラフト協会が主催する作品展へ行ってきました。国内外から多くの作品が終結です。まさに革に囲まれて沢山の刺激を受けましたよ。

CAI先生のフィギュア―カービングの実演ワークショップに参加してきました。

一枚の革を成型して立体的に仕上げる猫のブローチの製作風景を詳しく教えていただきました。

まさにアートです。


10.07はFBCことFish Born Chips さんの10周年のイベントに行ってきました。初日はまさかの大雨の中、沢山のFBCファンの方でにぎわっていました。

彼らと知り合ったのは9年ほど前。お店がオープンしたころに作品を置かせていただいていたのです。

祝・10周年。これからのFBCにもますます目が離せません。


さて、10月9日の夜、あまりにも明るい月に誘われて自転車を飛ばして行ったのは、世田谷のボロ市通りの端にある

LUCKY STAR COFFEEさん。

あとで知ったのですが、翌日が満月でハンターズムーンとも呼ばれているそうです。

まるで昼間のように明るい夜空でした。

そんな満月パワーを沢山浴びたのか今月の勢いがすごかったです。


東京駅そばのオフィスビルの一室にて出張ワークショップを開催。今回は木と花のワークショップと革小物の二本立て。

職場での革小物のワークショップ。芸術の秋には新鮮だったでしょうか。


そして、週末は山の中からおはようございます!

キャンプ場での秋フェスに我らの涼太君のバンド“荒川サピエンス”の初ライブということで

参加してきました。最高のロケーションに久しぶりにリフレッシュ出来ました。


今月もフルオーダーの製作をしたり1点ものや限定商品の製作などとても意欲的な1ヶ月でした。

【今月の台本カバー】

色の組み合わせ次第でオリジナリティがアップする台本カバーのギフトが続いております。


オーダーの2つ折り財布のデモ(オーダー)

ほどよいワックスの質感がやさしい風合いの牛革で作った封筒型札入れ(SHOP限定)

ちょっとワイルドな牛革のネイビーで製作したA4ファイルはそれぞれステッチカラーが違うのです(SHOP限定)

キーケース(オーダー)

オフホワイトのレジ袋(オーダー)

この形は定番アイテムのレジ袋のような革袋の形状と違うものですが好評だったので

SHOP限定で色んなカラーで製作してみます。

レジ袋のような革袋のタグ付きバージョン(オーダー)

ブラックのB5タテ・ショルダー付き(セミオーダー)

ワイルドタイプのA4ヨコに持ち手をブラックに(セミオーダー)


とうとう…。ワイルドタイプの豚革が今ある限りで終売となってしまいます。なくなってしまうと思うとワイルドファンたちの血が騒ぐようです。

(セミオーダーは終了となりました)

右側はイエローで作ったB4ヨコです。わずかに数点SHOP限定で販売しております。

来月11月は溜まっているオーダーの製作に年末まで走り続けますよ。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)今月は食欲の秋!?ということで秋の夜長におススメのグルメな映画や海外番組をご紹介します。

◇シェフ(アメリカ映画)ロスを舞台にレストランのシェフがキッチンカーを始める話。脇を固めるキャストが豪華です。本場のキューバサンドを食べたくなります。

◇エイブのキッチンストーリー(アメリカ映画)NYのブルックリンを中心に食で家族の中を取り戻そうとする少年エイブの物語。なによりも食べ物の映像がそそられます。

◇ザッツ・アモール(アメリカ映画)恋愛映画なのですがそこに登場するスペイン料理が美味しそうで見入ってしまいます。

◇腹ペコフィルのグルメ旅(グルメ番組)旅に行った気になるちょっとオーバーリアクションのフィルの食べっぷりに思わずお腹がすいてきます。

◇ストリートグルメを求めて(ドキュメンタリー)アメリカとアジアのシリーズが旅気分でおススメでした。

◇ハイパーハードボイルドグルメリポート(日本)これ、グルメ番組なんです。

◇CHF’S TABLE(ドキュメンタリー)世界の一流シェフの情熱大陸って感じです。

◇100万ポンドのメニュー(イギリス)投資家からのレストランの開業資金をかけて奮闘する番組

革に囲まれてvol.9

9月が過ぎようやくうだるような暑さから解放されて秋を感じる陽気になってきましたね。

中秋の名月

見ました?見れました?満月っていいもんですよね。


9月上旬、新作の持ち手くり抜きSがリリースとなりなかなかの好感触です。

定番カラーはナチュラルとブラックの2カラー。

持ち手くり抜きS(限定カラー)

やはり限定カラーのこの4色が早くなくなってしまいお問合せも多かったので、10月上旬にウエブストアにアップできるように追加製作しております。


メガネケース

今までは実店舗のみの販売だったメガネケースもウエブストアにアップしましたのでチェックしてくださいね。形はシンプルなのですが牛革のメガネケースはギフトにもおススメです。


さてさて、今月の紙袋のような革袋のセミオーダーです。

右が定番のA4ヨコ。左がセミオーダー

圧巻の大きさですね。荷物が多いという方からのご依頼でした。

オオクツサイズのセミオーダー

左が牛革でのセミオーダーです。内部にはオープンポケットもあります。

しかし、オオクツサイズはじわじわと根強い人気があるなぁ)

右がワイルドタイプのA4タテ

左がセミオーダー。ザ・ビッグゥサーーイズ。

1枚の豚革で取れる最大サイズです。お仕事道具を収納されるそうです。


こちらはフルオーダーのトートバックパックです。

シュリンク調の牛革は薄めなので意外にも軽いんですよ。


さぁて、こちらは何になるでしょうか。

内側はこんな感じです。

外側はこんな感じです。

ショルダーで斜め掛けにしたり。

そうです。持ち運べるナイフロールケースです。

定番商品としてウエブストアにアップしているのですが和包丁を扱う方にはサイズが厳しくフルオーダーとしてお受けしております。

1尺もの柳刃包丁となると長いので50cm程のケースの高さになってきます。

オーダーありがとうございました。


イベント直前に無茶を言って製作してもらった看板です。いつもお世話になっているRoots Project Tokyoの坂口氏に作ってもらいました。この看板を引っ提げていざ、イベントへ。みなぎる気合いに反してイベント参加の2日間は迫る台風。見事なほどの大雨でブースの中は革のようでした。いえ、川のようでした。

J-WAVE(東京のFMラジオ局)主催のINSPIRE TOKYO という渋谷の国立代々木競技場での都市型音楽フェスで外周でのマーケットエリアに出店でした。準備の段階で地面は水浸しです。雨が激しくて幕が開けれない…。途方に暮れそうになりながら…。

革小物に刻印を入れるデモンストレーションを中心に準備していったのですが台風には勝てないもんねぇ。

晴れていたら盛大に盛り上がったんだろうなぁと思いつつ…。後悔先に立たず。まずはありえないこの状況と今を存分に楽しまなきゃとどんな時も笑いに変えてくれるみんながいてくれて最強に楽しかったです。

雨が一時的に止むとインスタを見て来てくれた方がわざわざ来てくださってむちゃくちゃ嬉しかったです。

出店に際して手伝ってくれたスタッフのみんな、チームアスタリスクのみんな本当に感謝です。

この経験を活かして新たなエネルギーに変換して地球の為にもより良い未来を作ります!?


題して “スマホと○○用サコッシュ” 完成でーす。カワリコモノアスタリスクらしいユニセックスなデザインがドストライクな1台です。

イベント用に製作したサコッシュですがあっという間になくなってしまいましてこちらもお待ちの声が多かったので9月下旬に追加製作しました。10月上旬位にウエブストアにもアップしますね。

スマホケースやスマホポシェット的なものって数多くありますよね。

こちらはすこーしのマチがポイントでスマホとメガネ。スマホと鍵。スマホとミニ財布などなど。

スマホ以外のものが収納できるのは便利ですよ。仕事中はずっと提げているんですが便利すぎて手放せません。

ほどよくオイル分を含んだマットな牛革はヴィンテージ風ブラウンと呼ばれていたりいなかったり。

右がスタッフご愛用のポーチです。同じ革でこの違い!いやぁ、もうツヤッツヤに育ってますやん。今から先が楽しみです。


ブログを書いているのは9月末。通勤途中にキンモクセイの花の香りがただよってきました。

そうなると秋本番ですかね。朝晩の気温や湿度が変わってきたり、日が暮れるのが早くなってきたり、旬の食材が出回り始めたり。追われるような毎日の中でふと立ち止まって季節の変わり目を感じるというのはなんともいいものかもしれません。

実は7月末頃からニュースに目や耳をふさいでいたのです。猛威を振るうコロナの感染者数の増加やロシアとウクライナの状況や相次ぐ値上げニュースなど。その方がメンタル的にいいかもと自分なりの安全策を取っていました。先日、安部元首相の国葬の話題をニュースで観た時に私はどちら派でもないけれど逝った方を厳かに見送るべきではないかと感じました。税金吸い取られっぱなしですけどもそういうことではないと思うのですよね。

1年でベスト3に入るような10月ですよ。楽しんでいきましょうね。楽しんだもの勝ちですよね。

秋フェスなイベントに出店します

いつもウエブサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

9月17日(土)・18日(日)・19日(月・祝)の3連休に東京都渋谷区と原宿の間にある国立代々木競技場で行われるJ-WAVEのフェス INSPIRE TOKYO にてイベント出店させていただきます。

カワリコモノは18日(日)と19日(月・祝)に会場内のクラフトサケウィークエンドエリア側の

北門辺りのブースとなります。

国内外から注目のアーティストたちが集まります。今からドキドキですよ。

J-WAVE LIVEといえば過去に4回ほど参戦したことがあります。初めてのアーティストに刺激を受けたり、お目当てのアーティストを満喫するもよし。

フードでも楽しめるのがフェスの醍醐味ではないでしょうか。都市型のフェスということで都心、駅近、屋内でのライブは天気の心配もなし。それに秋の始まりを感じたくなるこの季節。代々木公園の緑の中でのんびりできるのもいいかもしれませんね。カレーに麦フェス、エシカルマーケットもあり。LIVEにはチケットが必要になりますが、マーケットエリアは入場無料となりますのでぜひぜひ遊びに来てください。

今回のイベント出店では革小物にお好きな文字をその場で刻印する実演販売や木の小物入れのワークショップなど。お友達からファミリーまでフェスの思い出になるような体験型のブースでお待ちしております。

出店当日はSNSフォロワー様や新たにフォローしてくれた方にちょっぴり嬉しいプレゼントもご用意したりしなかったり…。いや、させていただきます!

夏の終わり!?秋の始まり!?皆さんで一緒に楽しみましょうね。

イベント直前のお得な情報はインスタで✔してみてくださいね。

※9/19(月・祝)はイベント出店の為、実店舗はお休みとなります。

 

革に囲まれてvol.8

8月も終わりにさしかかり 

ゆっくりと季節の変わり目を感じます。

雲の表情やセミの鳴き方も変わりはじめました。

仕事帰りには鈴虫も鳴き始めました。

危険を感じるほどの厳しい暑さの毎日の中で

皆さんは今年の夏を満喫しましたか。

なんだか名残惜しいような

そんな さみしい気持ちにもなります。

子どもの頃に経験した夏休みは

山に川に海に全部が大きくて。

その偉大さを懐かしく思い出してしまいます。

イベントの時に戴いたスイカで夏らしさを味わいました。

ワイルドタイプの小さめです。

残りわずかの革で数十台完成しました。

コンパクトなサイズながらもミニマム派からの支持は強いみたいです。

こちらは牛革の持ち手くり抜きのセミオーダー。長くて大きなタイプです。

レジ袋のような革袋のセミオーダー。ナチュラルのピッグレザーで持ち手は短め。中にボトルホルダーがあります。


8月の実店舗は長めの夏季休業となり、その間に染色をしたりオーダーをしたりイベントをしたりとあっという間でした。

紙袋のような革袋・アースブルー

グラデーションの手染めはなかなかのドラマティックな感じです。

実店舗のみで販売していたオイルレザーのSフック。

今回 モニターさんを募集してお配りしました。

使用感などの感想やご意見をもとにウエブストアでも数か月先に販売予定です。


休業中には新作の持ち手くり抜きのSサイズがいい感じに仕上がりました。

ちらりとお披露目です。

ナチュラルとブラックの定番カラーに加えて

スモーキーな色味の限定カラーも。9月が過ぎたらお知らせさせてください。


毎年秋冬限定販売で好評のレジ袋のような革袋のブラックの製作に入りました。残った部分でミニサイズのブラックもつくってみましたよ。スマホとミニ財布と鍵だけしか入りませんがいい感じです。

オイルレザーの書類ケース

当店の定番商品のA4ファイルのような書類ケース。半円のくり抜く部分を逆に作っちゃったんですよね。ダメじゃないんですが…。サウスポーの方いかがでしょう。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)韓流ドラマやメジャーな映画もいいけれどちょっとマニアックなものを好んで観ています。今月は泣けそうな映画特集です。コメディタッチでありながらハートウォーミングな最後にじんわりと泣けるそんな映画です。

◇薬の神じゃない(中国)実話をもとにした映画 利益目的で輸入し始めた薬をめぐって最後は人助けのために奔走する話。後半泣けるシーンが何ヵ所も。

◇靴ひも(イスラエル)(アマゾンプライム)中年男性が別れた妻が亡くなり知的障害の息子を引き取る所から始まる。それぞれの立場での描かれ方がバランスよく凝縮されている。ラストにかけて切ないけど悔いのないように人のためになることをしようと思える一本。

◇人生のコンマ(アメリカ) 人生の挫折からの再起において大切な事とは。

◇幸せは、ここにある(アメリカ)(アマゾンプライム) 歳を重ねたコメディ作家の男性が認知症を発症し、歳の差のある女性と出会う。2人の友情の姿にグッときます。

◇あなたの願いかなえます(イスラエル)奇跡的に命が助かった二人が人々の願いをかなえることでまっとうな人生を送ること

革に囲まれてvol.7

7月に入ってから戻り梅雨かのような雨の日が続いた東京。気温と湿度が右肩上がりでまるで亜熱帯のジャングルの中にいるよう。目的地に向かって歩くも途中でワニの潜むマングローブの沼地にはまり、一歩ずつ足元を確かめながら進んでいく。

竹林に足を取られてしまい役に立ったのはこのオーダーの竹鉈ケース。

美しく光る革の断面(コバ)に光があたり反射する方向を見ると

そこには“革り小物” という文字が浮かび上がっていたのでした。そこが目的地だと確信した私はバッグパックを背負い歩み始めたのです。

このバックパックはトートにもショルダーにもなる優れもの。

過去のブログをご覧いただきオーダーしてくださいました。

これがあればもう怖いものはないとばかりに私の歩みも早くなる。

途中で「今月のセミオーダーは肩掛けにポケット付きなのよ~」と鼻歌交じりの女性が通り過ぎて行ったと思ったら目の前に色違いのバッグを提げた2人があらわれた。

2人はどちらのバッグが欲しいかと聞いてきた。私はどちらも捨てがたいが他の色も見てみたいと言うと2人は他の色も用意するからと言ってその場を去っていった。

ふいにこびとたちの行進かと思いきや小さめ紙袋のような革袋たちだった。革袋たちが差し出したのは革で出来た携帯灰皿だった。なんでも特別なオーダーとのこと。

手のひらサイズのその小箱に導かれ…

ようやくたどり着いたのはすっかり日も暮れたころ。7月、8月は夜8時までのナイト営業ということでなんとか間に合ってよかった。

新しいエプロンをまとったスタッフたちが次々と出迎えてくれた。

聞くところによるとベースはネイビーの帆布にそれぞれがポケットやショルダーを製作の合間に自作されたそうです。

そんな妄想にも駆られるような夏を体感したのでした。

…なんてことを言ったりしてますが7月は初めてのナイト営業を試みました。

駅からの道の途中で暑くて倒れてしまっては大変ですから少しでも日の落ちる頃なら歩きやすいかと。8月は夏季休業となる為、駆け込みでのご来店をありがとうございました。8/1~8/21までの夏季休業中、ウエブストアでは紙袋のような革袋・ナチュラルが10%OFFや小さめ紙袋のような革袋・ワイルドタイプを期間限定で再販予定です。また、実店舗のみで販売していた紙袋シリーズのイレギュラーなタイプを3週にわたって週替わりで販売したり、ちょっと嬉しいノベルティなども企画してまいりますのでどうぞお楽しみに。

革に囲まれてvol.6

記録的な速さで梅雨が明けて 爽やかにいきたいところだけど そうはいかないような湿度の高さ。 夕方6時が過ぎるころ ようやく外にでてみようかなという気になる。

偶然見つけた夕焼けはやっぱり癒されますね。

革のオセロ

素肌が痛くなるほどの日差し。そんな季節はドライな音楽と冷えたドリンクをご用意してお待ちしております。 そう、♪BGMは” The Girl From Ipanema ” (イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン)の季節がやってきましたよ。

昼間の外出は過酷ですからね。少しでも出掛けやすい時間帯にと考えて、7月からは14時~20時に営業時間を変更してみます。初のナイト営業ワクワクします。


(上)ビフォー/(下)アフター

雨ジミは慌てずで大丈夫ですよ。濡らして絞ったタオルでトントンと全体をシミがわからなくなるまで均一に拭いてあげます。扇風機やドライヤーの冷風で乾かしてあげるとシミの部分も一緒に消えます。


紙袋のような革袋のセミオーダー

持ち手を肩掛けタイプにしてみたり。

中にポケットを付けてみたり。


Sよりも小さいミニサイズもスマホが入るくらいのサイズですがそそられますね。


今月のフルオーダーは偶然にも同じカラーで近いサイズ感のショルダーバッグでした。牛革のグリーンは使う方によってエイジングの進み具合が変わるんですよね。

手染めの犬の首輪。広げると淡いグラデーションに仕上げてあります。


元サポートスタッフのプレイリスターが来たので新作の試作での一コマ。彼のように軽快なバッグが出来そうです。


先月から新たなスタッフとなってくれたRyo君が革と語らい始めました。楽しみです。ワイルドタイプの革も残るは少しとなってきました。なるべく破棄したくなくて何かに使えるのではと試行錯誤です。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)

今月は一気見したくなるドラマをご紹介です。

◇ステートレス(オーストラリア)それぞれの事情を抱えて移民拘留センターでの実話をもとに制作されたドラマ。リミテッドシリーズ

◇センス8(アメリカ)マトリックスを手掛けたリリー・ウォッシャスキーのSFものです。ジェンダーレスな設定や美しい世界の街並みと音楽にはのめり込んでしまいます。(シーズン2まで)

◇ビューティフルシングス:人生にボサノヴァを(ブラジル)ラブロマンスに付きものなゴタゴタものですが何よりも登場人物みんなが美しすぎる。(シーズン2まで)