台本バッグ

働く男の道具シリーズ。第何弾?

現場では常に腰につけてのハードワーク。仕事の道具を入れて動き回る。必要なものを入れるスペースがあれば…。そんなご希望でのオーダーでした。台本用のファイルを収納できるスペースと仕事道具を収納できる二つが一つになった自分仕様のバッグを。

 

革は柔らかすぎず堅すぎず。イメージに近いのは既製品にある真っ黒ではなくムラ感のある手染めでの黒革に。カブセ部分には社名のロゴをさりげなく打刻して。

 

普段、マジックテープはあまり使わないのですが、片手でサッと開閉するにはマジックテープが便利。台本用ファイルを収納するスペースはあまり余裕があっては抜け落ちたりするので、ジャストフィットするようにギリギリの寸法にしてみました。ウエスト部分は着脱の楽なホルダーで。

 

使い始めの革は少し慣れるまで堅さを感じるかもしれませんが、使い込むほどに本革のしなやかさが増してくることでしょう。きっと一日に何回も着脱するバッグなので丈夫な事が大前提。荒く使っても傷も目立たず、月日が経つほどに手染めの黒の色の経年変化も楽しめて、それが味わいとなって育っていくのでしょうか。

また一つ個人的な楽しみが増えたような。