雨がたくさん降る時期なのに水の無い月って…。
水無月の“無” は “の” ことで、水の月ということだそうです。
夏至を過ぎ夕方7時をまわっても明るくて思わず遊びに行きたくなるような夏の夜。
蒸し暑さだけが体にまとわりつく。6月末に梅雨明けをした東京はセミもまだ出てくる準備が出来ていないようです。
6月は嘘のように毎日オーダーのご依頼があり有り難いことに9月までビッシリの予定になっていしまいました。
左は飲食店のお客様用バッグ入れの革製ボックス。メンテナンス2台と追加で2台製作です。
右は古い友人が大阪の船場でアトリエという名目の秘密基地を作ったそうでマネートレイとショップカード入れを思いつきで送りつけてみました。
ブラシケース。ガンマンのように左手にはドライヤー。右手には腰からサッと取り出したブラシを。
底からの開閉で掃除もしやすく衛生的にもいいですね。腰の部分にワイヤーの入った革で取り付け方を自在に調整できます。
ヌメ革のボックス型コインケースです。シニューで手縫いしてあります。
辞書カバー。ギフト向けに内側に打刻してありますが、記念に平成30年とローマ字で入れて欲しいとのこと。
そうか…、平成最後の年でした。
一目ぼれってってこういうことをいうんでしょうか。彼女へのプレゼントにピッタリのイメージのものが見つかったと喜んでくれました。
バーテンダーズエプロン5着ギリギリで完成です。
ご予約なしで作れるブレスレットづくりは大人気です。
これからの季節、夏休みになるとお子様同士でお揃いのブレスレットを作りに来たりとにぎやかになります。
最後は
フルオーダーのエキストララージサイズのトート型バックパック。
その名も“クロちゃんのための黒革バッグ”
このバッグが出来上がるまでにご依頼主の彼女と何度も話を重ねました。黒革なのに重苦しくなくて重厚感よりもクタッと感。トートにもリュックにもショルダーにも…。
前面の外ポケットにはアイパッドや周辺アクセサリーが入るファスナーポケットを。
サイドからの出し入れもできるようにサイドファスナーを。財布やパスもケースを収納できるポケットを。
キーケースを外付けできる金具を。などなど。
完成したものを初めて見た彼女はひとこと。
「でかいね…」まるでスタイリストバッグのようなその大きさは圧巻です(笑)