4月っていうだけで気温が上がってくる?気温が上がってくるだけで気分もあがる。新しくやってくる人。新しいところへ飛び出していく人。相変わらず忙しい人。花も芽吹けば虫も出てくる(笑)
どっちにしても春がやってくるというだけでなんだかそわそわ。
まずはプライベートワークショップ。
長年ご愛用のシステム手帳カバーの内ポケットの交換をご自分で。縫うのは初めてということでしたがサクサクと2時間かかりませんでした。最後にかなりお疲れの外側の革をオイルメンテナンスしたらいい感じによみがえりました。
次はレザージャケットの襟元のリペアです。
上がビフォー。下がアフターです。
美容整形外科でいうところの皮膚移植手術のような要領で穴の開いた部分を補修して凹凸をなくして
同じような革で表面のはがれた部分を補修しました。
そしてキャンバストートバッグに革紐をプラスしリメイクしてバックパックにしてお使いのお客様からフラップの追加オーダーです。
白い革に鹿角を留め具にして。素敵です。
こちらは会社用のIDパスケースの2代目をセミオーダー。
新しい地での活躍の場に一役担う革小物として名刺入れのフルオーダー。
ネイビーとナチュラルのコントラストがトラッドな印象に仕上がりました。今は新しくて肌色の革もエイジングがすすむと飴色に変化していくことでしょう。楽しみです。
さて。
真っ白な革1枚。牛革なのでかなりの大きさですがヌメ革の紙袋のような革袋のセミオーダーとしてご注文下さったのは白革のバッグ。
白い革は取り扱いがないので革屋さんで薄くてパリッとした白を探しているんだけどと相談したらタイミングよく出会ってしまったのです。これはイメージにピッタリかもお客様に即相談。
で、できあがったのが何とも品の良い白い革のバッグです。
ご自身のイメージを細かくご指示下さったので出来上がる前からイメージが出来ていました。
なんて繊細な白いバッグでしょう。
(この真っ白なバッグを見た時に思い出したのですが。ここだけの話、私が個人的に使っている革小物類。その多くがエイジングというおだてにごまかされて忙しいを言い訳にメンテナンスを後回しにされシミやら汚れやらカサカサがあることからついつい目を反らしてしまう毎日です…反省ひとしきりです。恥かしくてこの白いバッグの横には並べられない)
最後は送別会用にオーダーされたカードケース類です。栃木レザーで色を変えウッドシートがアクセントになっています。
4月はオンラインからの紙袋のような革袋のセミオーダーも続いていましたがやっと落ち着くころ。
毎年そうですがゴールデンウィークはみなさんお出掛けなのかいつもの週末よりもややのんびりな店舗です。
コーヒーを豆からガリガリ挽きつつゆったりモードで営業してます。