夏の終わり、台風が九州に上陸している頃。今日は工房の日。気温も日差しもパッとしない日は思いきりマイペースに製作に勤しんでおりました。
こんな日でも扉を開けていると朝から常連さんが覗いてくれたり、宅急便が来たりといつも通りの午前中。そこへ事前にご連絡をくださったお客様がご来店。
最初にカバンから出して見せてくれたのは、見事に育ってくれた“紙袋のような革袋のナチュラル”
たまにプレスをしたりととても大切にお使い頂いているようで全然くたびれている感じはなく、むしろあのナチュラルがここまでのツヤツヤの美しい飴色に育っているとはなんとも感動的な再会でした。
(新品のナチュラルと新品でエイジング実験中のナチュラルとともに)
一目瞭然ですが、手触りも抜群です。
いつものごとくお写真を撮らせていただたのですが、
私が作っている間にも愛着を持って愛用してくれている方がいるということ。
なんか言葉では表現できないくらい熱いものを一人噛みしめていたのでした。
古い青春ドラマの熱血教師のように!
さぁ、作るんだ、もたもたしないでー。