しっくり2024年

あの改札を抜けると新しい場所が待っているよ…。

追われることを一旦やめて自分の体に耳を傾けてみた。すると体が自然に動いていた。ほど良い田舎の何もない感じ。

しばらく田んぼだらけの道を抜けると空と海が一つになる場所にたどり着くのです。たまたま出会ったその場所は風の流れが良くていつまでも居たくなる場所だった。

知らない場所に身を置いてぐるっと一周見渡すと何者でもない “ ただの自分 ” に出会えるのです。日常を非日常に(?)非日常の中に日常を(?)上手く言えませんがいつもと違うというのはいいものです。

少しずつこの場所にも慣れてきて自分らしい場所になってきた。

ワークとライフのバランスを取ろうとすると多少の支障も出るけれどまったく後悔はないし今のイマを存分に楽しませてもらってます。

そんなこんなで今年の春から2拠点生活を始めたワタシなのですが、新作や限定商品もたくさん登場の一年となりました。

特に今年は【スタッフ企画】を3回やりました。

第一弾は堀井さんのレジ袋のような革袋。第二段はヒトミチャーンの小さめヨコナガ。第3弾は2025年1月1日スタートの志水さんのワンハンドルバッグです。お楽しみに。

そして今年のワークショップは暑さ厳しい中、沢山の方にご参加いただきました。本当にありがとうございました。レジ袋のような革袋のMサイズとスーパーロング。革を選ぶところから型取り、カット、ミシンという内容濃いワークショップでした。

それからスタッフみんなで話し合って残っている革たちを何とか形にできないかということで立ち上げたのは “ ある革プロジェクト ”

各色数台ずつしか取れなくてもなんとか喜んでもらえるものをとイレギュラーなサイズのものを色々作りました。

牛革の小さめ

定番商品の台本カバーも気分一新。革が新しくなりました。

たくさんのセミオーダーやフルオーダーのご依頼をありがとうございました。

自分にしかないこだわりの色や形。変化していく過程も楽しめる。革はこれだから飽きないのです。

私はどうやら企むことが大好きなようです。来年もまだ見ぬ景色を見に一緒に楽しんでいきましょう!

一年を振り返るこの時期にポッと思い浮かぶのは無事に一年が終えられてよかったなぁということ。

そして、スタッフ、友人、家族、リピーターの皆様の暖かさに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

                                          店主