革に囲まれてvol.2

2月の最初は待ちに待ったワークショップイベントからスタートしました。

3日間、20名の方が小さい工房に足を運んでくれました。ありがたいことです。

残念ながら直前でキャンセルせざるを得なかった方やキャンセル待ちでお申し込みの皆様には、次回お会いできることを楽しみにしております。

今年で7回目となる「紙袋のような革袋講座」無事に終えることができて何よりでした。 ワークショップが終了し、ようやく通常営業に戻りました。


長くお待ち頂いていたセミオーダーの納品やフルオーダーのお客様との再会などやっぱりお店は活気があるほうが楽しいです。

旧タイプの豚革でスマホカバーのオーダー

air pods pro のケースのオーダー

ここからは大きさ選手権です。

左が新しいブラックでサイズ変更のセミオーダー(右が定番商品のA4タテ)

右がワイルドタイプのB4ヨコのセミオーダー(左が定番商品のB4ヨコ)

右が持ち手くり抜きタイプのサイズ変更のオーダー(左が定番商品のA4ヨコ)
このサイズ感はなかなかいい感じでした。

先月も今月も台本カバーのオーダーは続きますが、まとめて撮影すると面白いものです。本体の色が違ってもパーツの色が同じとか、色がバラバラとかその時によって傾向が変わります。


さてさて、3月21日で実店舗は9周年、10年目を迎えます。

来年は10周年。今から感慨深いものがじわじわと押し寄せてきてしてしょうがないです。

10年目に向かって今年は新色のキャラメルの登場から始まり、あれこれ企んでいますのでどうぞお楽しみに。

私…、時々思うのですよ。カワリコモノを偶然にも知ってくださって、ご愛用いただき、久しぶりに自分達が作ったものに再会する度に…。

初期の頃のレジ袋のような革袋。ネイビー。

選んでくださった方の脇役として活躍してることほど嬉しい事はありません。

革をやっていて良かったなぁ〜の瞬間です。

食された産物を余すことなく皮革として形にして長く使えるものを愛用してもらうことで生活の中で楽しんでもらえたら最高です。

鞣し工場の様子。ここから皮から革へ。
そして形となって。

衣食住。沢山のものが生み出され消費され、廃棄される毎日の中で。自分さえ良ければということではなく、どんな物にも人にも注目して生活をしていきたい。

人災や天災、直接目にするそのニュースは全部自分ごととして、何かできる事はないものかと思ってしまうのです。

今起こっている理不尽なウクライナへのロシアの侵略が一日も早く終わることを祈るばかりです。 戦争は誰も望んでいないことだと訴えていきたいです。


(おまけ)最近の趣味、NET FLIXやアマゾンプライムで観た映画をシェアさせてください。(あくまでも個人の主観で選んでおります)

◇ ボブという名の猫 ◇  イギリス、ロンドンが舞台の実話をもとに映画化されたもの。 ホームレスのストリートミュージシャンがドラッグからの決別と自立を目指す中で支えとなった猫との物語。

◇ヴォイスオブファイヤー◇ゴスペルのオーディションを追っていくドキュメンタリー。様々なバックボーンのある人たちの鳥肌ものの歌声に一気見してしまいました。ファレルウィリアムスも登場します。