小さな革工房物語 2021.08

発送業務の様子

8月の実店舗が夏季休業に入った頃、東京を中心に変異株が猛威を振るい、電車通勤のサポートスタッフが通勤自粛に。工房ではスタッフも最小限の人数で曜日別に出勤の体制を取り稼働しておりました。8月末には私を含めてサポートスタッフは2回目のワクチン接種も完了しました。8月23日から営業再開し、ご来店のお客様の安全とスタッフにも万全の感染対策に努めるべく衛生面にも気が抜けない毎日です。

暑さに豪雨にコロナ…。やっぱり長くなればなるほど疲れは出てきますよね。夏バテ気味。どこにも行けませんがちょっとの気分転換をたくさんとりましょう。

例えば、誰もいないエアコンの効いた快適な部屋で好きな音楽をかけてちょっといい感じのアルコールが入れば、もうそこは一人フェスです。 2~3曲で、15分ほどで気分転換完了です。

ある日の朝…

送られてきた画像。ダブルの虹に心が洗われるようです。これも小さな気分転換です。


さて、ようやくセミオーダーのお客様分をお渡し出来ました。長らくお待ちいただきありがとうございました。

A4ヨコのセミオーダー

開口部ホック、長さ調整可のショルダー付きのA4ヨコ。


牛革のB5タテ

取り外し可のショルダー付きのセミオーダーです。エイジングが楽しみな1台です。


栃木オイルレザーのボルドー

牛革のA4ヨコは 持ち手の長さや内部にポケットなどのセミオーダー。高級感たっぷりです。


牛革の持ち手くり抜きタイプ

栃木レザーのオリーブでA4ヨコの持ち手くり抜きタイプのセミオーダーです。こだわりのチョイスでした。


紙袋のようなワンショルダー

こちらはサイズ大きめでライトブラウンでのセミオーダーでした。(右側が定番サイズ)

右は私物。

同じヌメ革のエイジングにうっとりです。

紙袋のようなワンショルダーも8月上旬に在庫アップしたのですが、あっという間に完売となってしまいました。8月下旬現在、実店舗での販売分はありますが、在庫もこれからがっつり製作予定です。


台本カバーは ペン挿しとポケットカラーが違う同じネイビーのご注文でした。


牛革のヌメで斧のシースと革のエプロンのカスタマイズ。もちろんワイルド感ある端革使いで。シニューの糸を手縫いで。極厚のコバは幾層にもバームクーヘンのように美しく仕上がりました。真鍮のホックが光っています。

その方ならきっとエイジングを楽しみながら使い込んでくれることでしょう。


8月は【NEW】紙袋のような革袋をまとめてウエブストアにアップしたのですが、その度にご購入できず残念だったというご連絡をいただきましてなんとかお声に応えるべく、 この時期はご来店も難しいと思いますので、 次回はかなりの量にして在庫をアップ致します。(目標は在庫が常にある状態にしたいところです)


そして、そして、9月20日(月)より【NEW】紙袋のような革袋・ブラックの販売がスタートします!

(持ち手くり抜きタイプだけは受注生産となります)

早くもお問合せをいただいております。革の質感、厚み共に前回のものよりも上質となって生まれ変わって 登場します!


まるで五輪カラーを想像させるように一堂に集まった革小物たち。コロナ禍でなかなか会えないおじいちゃんやおばあちゃんにギフトを贈ってみるのはいかがでしょうか。敬老の日向けギフトですので、少量生産ですが9月1日~ウエブストアをチェックしてみてくださいね。